おはようございます
前橋も雪が降っています。みなさまのところはいかがでしょうか。
先週末に続き、この週末も雪ですね。
不要不急の外出を避け、雪かきなどがんばり過ぎないようにしてください。
前橋の市場では、雪の影響もあってか入荷量が少なく、卸価格も高めです。
みなさんの食卓にも影響が及んでいますでしょうか。
雪の影響で野菜の価格が高くなる理由は大きく3つあります。
1.畑に入れない
2.寒さで成長しない
3.暖房費がかかる
1.畑に入れない、というのはその通りなのですが、畑の土はふんわりしています。
そのため雨や雪が降ると水分を含んでぐちゃぐちゃになってしまい、トラクターが埋まってしまうのです。
せっかくの野菜を傷めてしまうどころか畑まで傷めてしまいます。
2.生育が遅れる、これは日照時間と気温が関係しています。作物は太陽の光をご飯にして成長しています。
なので、太陽の光が少ない=ご飯が少ないので成長できません。また、作物には成長に適した気温があり、
それを下回ったり、上回ったりしてしまうと成長が止まってしまい、ややもすると腐ってしまいます。
3.暖房費がかかる。特に果物は顕著です。クリスマスケーキで人気のいちごですが、本当の旬は3~5月頃。
日差しがあたたくなってくる頃なんです。いちご狩りに行って、ハウス内が暑くて・・・という経験はないでしょうか。この気温がいちごが元気に色づいていく、いちごに適した温度なんです。
(4.高くても需要があるから高い)・・・これは、消費者行動にも関係しています。雪に限ったことではありませんが、高くても売れるのならば、高く売りたいと思うのが売り手です。ここには色々な利害関係が絡んでいるのであまり深くは突っ込みませんが。それでも野菜も規格によってそれぞれです。自分が食べたい、おいしそうと思う、食べさせたいと思う野菜を旬を基準に選んでいきましょう。
さて、野菜も高いし、雪で生鮮食品の棚は品薄だし、雪で買い物には行けないし、ご飯どうしよう・・・と頭を抱えてしまう雪の日にぴったりのメニューは、冷蔵庫一掃ご飯です。冷凍庫や常温保存食品、缶詰など、この雪を機会に食べちゃいましょう。
最後に、今日はバレンタインデーです。白い雪に美味しそうなチョコレート色が映えるバレンタインデーとなりました。よいバレンタインデーをお過ごしください。